『子猫をお願い』を観て。

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『子猫をお願い』

渋谷ユーロスペースにて上映中のこの映画をやっと観てきました。
観てまずわたしが感じたのは、<これはハードボイルド映画!>ということです。
今の”韓流”から、ひとことで韓国モノというと、メロドラマを連想する方が多いのではないでしょうか。「それはちょっと甘すぎる。。」「はまれない!!」という方はぜひ、この映画をご覧になってみてください。
以下、ネタバレがありますので、ご注意ください。

20歳の女の子たちの姿。。。
この映画には、ほとんど、恋愛に関するエピソードはありません。
恋愛にもっと忙しい時期では?
それとも意外とこんなふうかも?
といろいろ思われるかもしれませんが、とにかく、カンタンに何もかも思い通りになんていかないという現実があることは確かです。

ジヨンが住む、仁川のバラック。
インチョン空港しか知らないわたしは、彼女たちが生きている<現実>の中に、自ら入っていくようでした。
ジヨンを演じた、オク・ジヨンがものすごくいい!!

そして、わたしも大好きなペ・ドゥナちゃんは、この映画でも、独特の雰囲気をかもしだしています。期待を裏切らない女優さんですね。
真夜中にヘッドライトをつけ、真っ赤なミトンをはめたままタバコをふかして、本を読む。
おばあさんにすすめられるままに、次々とマンドゥを口に詰め込む。
もう、この姿がみれただけでも満足です^^。

最初に書いたとうり、この映画に甘さはなく、切なさだけでもない。
観終わったあとに、すがすがしさが残ります。
ドゥナちゃんのセリフのように、
「どこに行くかは、行きながら考える。」
彼女たちは、何にでもなれるし、どこにだって行けるのです。

そんな彼女たちの背中に、応援団のように、エールを送りたいと思います!
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by mgarden5923 | 2004-07-31 13:57 |